StemFit®AK03N

StemFit®AK03N

Ajinomoto

iPS/ES細胞用 臨床研究用​フィーダーレス培地
StemFit®AK03N

iPS/ES細胞を未分化のまま大量に増やすことができる動物・ヒト由来成分不含の臨床研究用​培地です。

本製品は3つの溶液より構成され、使用時に混合調製します。
1セットで、約500 mL相当の培地を調製できます。

販売予定価格:

アカデミア向け 42,000円/セット(税別)
企業向け 45,000円/セット(税別)

※「StemFit®」AK03Nは味の素ヘルシーサプライ株式会社よりご購入頂けます。​
※「StemFit®」AK03Nに関するお問い合わせは、stemfit@ajinomoto.comまでご連絡ください。

「StemFit®」AK03Nの3つの特長

特長 1

低頻度の
培地交換

週末の培地交換スキップで研究者負担と培地使用料を低減

特長 2

高い増殖率
と安定性

手技によるばらつきが少なく簡単に安定的に細胞を増殖可能

特長 3

動物・ヒト由来成分不含
高い安全性

リコンビナントタンパク質を利用することで、動物やヒトに由来する成分を全く含まない培地を実現

※厚生労働省の薬事審査機関である独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)より、「生物由来原料基準」を適用する原料は含んでいないことを確認済。

データ

1. 細胞増殖曲線

StemFit®AK03Nでで培養したヒトiPS細胞(201B7株)は、長期間安定的に高い増殖率を示しました。

細胞増殖曲線

2. 多様な足場材での培養評価

iMatrix-511, Vitronectin-N, Matrigel®をコーティングした6 well plate上で、ヒトiPS細胞(201B7株)をStemFit®AK03Nを用いて培養可能であることが確認されました。また、各足場材において、未分化マーカーOCT3/4(赤)ならびにTRA-1-60(緑)が陽性であることが確認されました。

多様な足場材での培養評価
多様な足場材での培養評価

3. iPS細胞のクローニング

StemFit®培地を用いて培養したiPS細胞で、ゲノム編集ならびにクローニングが可能です。

参考文献
1) Shin-Il Kim et al. Methods Mol Biol. 2016 1357:111-31.
2) Naoki Ichiyanagi et al. Stem Cell Reports. 2016 Apr 12; 6(4): 496–510.

4. 三胚葉への分化能の確認

StemFit®培地を用いて培養したiPS細胞が外胚葉、中胚葉、内胚葉に分化することが確認されました。

参考文献
1) Daisuke Doi, et al. Stem Cell Reports. 2014 Mar 11; 2(3): 337–350.
2) Takuji Kawamura, et al. Stem Cell Reports. 2016 Mar 8; 6(3): 312–320.
3) Akihiro Arakawa, et al. J Anal Bioanal Tech. 2016 7:295

5. セルアンドジーンセラピー・カタパルトの実施した他社品との比較培養試験

セルアンドジーンセラピー・カタパルトは、英国における細胞療法および遺伝子治療分野の研究の実用化を促進し、同分野の事業を前進させるために設立された、世界的に権威のある独立の研究機関です。iPS細胞を用いた再生医療の実現化に向け、費用対効果の高い細胞培養系の開発に取り組んでいます。本試験では、iPS細胞を異なった組成の他社培地と比較培養することで、最適な培地の選抜を実施しました。その結果、「StemFit®」AK03Nを用いて培養されたiPS細胞は、高い細胞増殖性能に加え、遺伝子発現の均一性、染色体異常がない点等、他社4製品を用いて培養されたiPS細胞と比較して優れた特性を示しました。

細胞増殖性能評価結果

細胞増殖性能評価結果

一日当たりの平均細胞分裂回数(PDL/day(d-1))を示しています。

試験結果の詳細はこちらEnglish version


神経細胞への分化誘導

味の素株式会社はStemFit®AK03Nを再生医療の臨床研究用培地として国内各施設に提供しております。
StemFit®AK02NとStemFit®AK03Nは同組成・同性能のiPS/ES細胞用培地として、再生医療分野の基礎研究から臨床研究へのスムーズな移行を実現します。

神経細胞への分化誘導